【マルチモニターに関して】
マルチモニターとは?
パソコンに複数のモニターを接続して同時に利用することを「マルチモニター」もしくは「マルチディスプレイ」と呼びます。デスクワークやゲームなどに十分な画面領域を確保することができるため、複数のアプリケーションを同時に表示し、操作することが可能になります。プログラミングやデザイン作業、ゲームなど、用途に合わせてモニターの種類や数を選択することをおすすめします。
マルチモニター環境を構築するメリット
マルチモニター環境の構築は、世界中で注目を浴びています。毎日多くの時間をパソコン利用に費やす人の中には、数十万円もの費用を最先端のモニターや関連機器に使う人もいると言われています。
マルチモニター配置によって得られた大きな画面を利用して、動画や文章をより見やすくしたり、一度に表示する情報量を拡張したりすることができるのが主なメリットです。作業スペースを確保することでデスクワークの生産性を向上させることやゲームに適切なモニター環境を実現することができます。
マルチモニターの選び方
マルチモニター環境の構築に適したモニターを選ぶのは一見簡単そうに見えますが、考慮すべき点がいくつかあります。
サイズ
モニターのサイズは非常に重要です。ほとんどの人はマルチモニターに使用するモニターをパソコンと同じサイズから選びますが、使用している机などの環境に収まるように小さなモニターを使用する人も少なくはありません。
マルチモニター環境に使用される主なモニターサイズ
- 小型モニターサイズ(20インチ以下)
- 定番モニターサイズ (21インチ~27インチ)
- 大型モニターサイズ (28インチ以上)
アスペクト比
ほとんどのモニターは「16:9」のアスペクト比ですが、「16:10」のワイドモニターや「4:3」のスクエアモニターも一般的に販売されています。
解像度
パソコンと異なる解像度のモニターを使用することは一般的ですが、JAPANNEXTではあまりお勧めしていません。例えば、単独で見る1080pの画面は十分に高品質なモニターと感じますが、マルチモニター環境で4Kモニターと同時に表示した場合、低解像度に見えることになります。
主な解像度の種類
- 8K(7680×4320)
- 4K(3840×2160)
- WQHD(2560×1440)
- フルHD(1920×1080)
- WXGA++(1600×900)
- HD(1280×720)
入力タイプ
HDMI、DisplayPort、USB Type-Cなど、モニターにはさまざまな入力コネクタがあります。アダプターを使用して、異なる出力端子を持つデバイスにモニターを接続することも可能です。
液晶パネルとバックライトの種類
IPS、VA、TNパネルタイプが現代の液晶モニターで一般的に見られるものです。QLED、OLED、LEDバックライトも同様です。
主な液晶パネルの特徴
- TNパネル: 応答速度が早く、消費効率が高い
- VAパネル: 高いコントラスト比を出すことが可能
- IPSパネル: 視野角による色変化・輝度変化が少ない
マルチモニターに必要な機器
マルチモニターを活用するには、複数のアイテムが必要になります。主なモニター関連機器は以下のとおりです。
- モニター本体
- パソコンとモニターを接続するケーブル
- 複数の出力ポートを備えたグラフィックボード
マルチモニターの設置方法
より快適なマルチモニター環境を構築するには、用途に適したモニターの配置が重要です。以下では、マルチモニター配置でよく見られる3つのパターンをご紹介します。
モニターを横に並べる
多くの用途に対応できるおすすめのマルチモニター配置は、モニターをパソコンの左右に配置する方法です。パソコンでの作業領域を拡大したい場合は、左右に並べるだけでマルチモニターの利便性を享受できます。
モニターを上下に並べる
設置スペースを節約したい場合、モニターを上下に並べる配置もあります。
モニターを縦置きにする
縦に長い画面はエクセルやワードなど、テキスト量が多い資料を確認するのに最適です。スクロールなしで、多くの情報を表示することが可能なため、作業の効率化が期待できます。 また、Webサイト開発でスマホ向けページの表示を確認する場合には、1台のモニターを縦置きにするレイアウトがおすすめです。
マルチモニターに適切なJAPANNEXT商品
マルチモニター環境を構築するには、用途に応じてベストな選択肢を検討する必要があります。JAPANNEXTでは、コストパフォーマンスに優れた液晶モニターを取り揃えています。ゲーミング用やデスクワーク用、持ち運び用など、豊富なラインナップからお選びいただけます。